
歌のタイトルのとおり、今日3月9日は市内の中学校の卒業式。
コロナ禍で今まで当たり前のように続けられてきた多くの行事はなくなったり変更されたりしてきたけれど、そんな中学生活を過ごさなければならなかった生徒たちのために、と1年近く前から進められてきた計画がありました。
PTAのお父さん、お母さんから卒業生へ、おそろいの生花のコサージュをプレゼントしてあげたいということでだいぶ前に相談があったのでした。地元の商店を応援したいという思いもあるので、よかったら引き受けてもらえませんか、ということでお話があったのですが、なにぶんそんなにたくさんのコサージュが作れるのかもわからず、どうすればスムーズにできるかを役員の方々と考えてきました。
いろいろなアイデアを出し合い、試作品をつくったり、PTAの方々は学校との交渉を進めてくださり、店としてはコサージュにふさわしいバラを用意して、昨日、お母さんがたの手で一輪一輪準備されたコサージュ。
前例がないことでもどうしても実現させたいことには問題をクリアして進んでいくお母さんたちの想いが素晴らしくて、そんなお仕事に関わらせてもらったことに本当に感謝です。
今日、晴れて卒業生の胸ポケットに飾られることになった赤いバラはきっと、たくさんの子どもたちとお父さんお母さんの思い出に残るものになってくれたかな。
これはたまたまなのですが、真紅のバラがいいという希望で手配していて届いたバラの品種名は”マダムレッド”。
楽しそうに役員の仕事をこなすお母さんたちの姿に重なるようなバラでした。